導入事例
ティーペック株式会社 様
イベント実施時に希望者にFitbitを配布
- 【業種】
- 医療業・保健衛生
- 【ご担当者】
-
人事総務部部長・大神田直明氏(写真左)
人事総務部主任・木藤加代子氏(写真右)
目次
『RenoBody ウォーキングイベントサービス』導入企業インタビュー ティーペック株式会社
企業向け健康促進ソリューション『RenoBody ウォーキングイベントサービス』を導入した企業担当者様に、社の健康経営の取り組みを伺うインタビューシリーズです。今回は、ティーペック株式会社様にお話を伺いました。(取材日:2018年8月6日/インタビュアー:村上友輝/撮影:小松智幸)
5年前から「健康宣言」を表し、様々な健康経営の取り組みを実践
Q:自社のこれまでの取り組みや、健康経営を意識した催しなどの実施は?
弊社では、健康経営のサービスを取り扱っていて「ホワイト500」認定を受けているので、長くいろいろな取り組みを行なっています。5年ほど前、会社で「健康宣言」を発表して、社員の健康増進のために本格的な取り組みをスタートしたんですが、当時からそういった活動をしていた企業は少なかったと思います。
ウォーキングイベントも自社でこれまで行なってきていて、2007年の冬から半期ごとに実施しています。
まず、運動方面では、スポーツクラブ利用料金の補助。食生活では、管理栄養士さんによる食生活改善セミナーをお弁当付きで行ない、セミナー後は毎日の食事内容について管理栄養士さんからアドバイスを受けられるアプリサービスを無料で利用できるような取り組みを行なってきました。医療方面では、会社負担でがん検診を無料で受けられるようにしています。禁煙活動にも力を入れてまして、タバコを吸わない人に毎月3,000円の手当、禁煙に成功した人には1万円のお祝い金を設定しています。5年前に「喫煙率ゼロ運動」を実施したんですが、開始当初は25%だった正社員の喫煙率が、実施2年9ヵ月で0%になり、『喫煙率ゼロ』を実現できました。
イベント実施時に希望者にFitbitを配布、インセンティブに平均歩数に応じた図書カードを用意
Q:上位入賞者などに対するインセンティブは設定されましたか?
平均歩数に応じたインセンティブを用意していて、1日6,000歩以上の社員には図書カードを進呈します。歩数に応じて図書カードの額面が上がっていき、最高は2万円分の図書カード。イベント終了後は、社員全員のランキングを社内イントラで発表しています。
今回の『RenoBody ウォーキングイベントサービス』では、希望する社員全員にFitbitを配布して実施しました。イベントの参加人数は、当初は200人を目標として想定していたんですが、実際は240人が参加しているので目標を達成できました。傾向としては、営業担当者の参加が著しかったですね。終わってみたら1万歩以上が100人くらい、2万歩以上も6、7人いてビックリですよ(笑)。
参加率の高さには、Fitbit配布の効果が大きかったと思います。自社の商品として健康経営のサービスを取り扱っているので、話のネタにもなる、というところも大きかったと思います。配布されたFitbitを使っている人間のなかでも、バンドを自分好みにカスタマイズしている人も多いです。
長年の1位常連スタッフを平均2万9,000歩で逆転! 白熱の首位争い
Q:『RenoBody ウォーキングイベントサービス』に参加された方たちの取り組みの傾向や印象的なエピソードなどはありますか?
イベントに際して配布したFitbitでは、歩数や距離、睡眠時間なども計測できますよね。これが話題に上がりやすく、社内コミュニケーションが活性になった実感があります。あと、弊社はビル内に複数のフロアに分かれて入っているんですが、フロアをまたがった書類のやり取りには階段を使って移動する人が増えたと思います。
特にがんばったスタッフのなかには、平均2万歩クラスで目に見えてスリムになったような人社員もいます。ウォーキングイベント自体は長くやってますが今回、長く1位常連だった人と2位の人の逆転劇がありました。それまで1位の社員は平均2万歩前半だったんですが、2位の社員が2万歩後半を叩き出して逆転、逆転された社員もさらにがんばるというアツい戦いが繰り広げられています(笑)。
自社で10年ほど前からウォーキングイベントを催してきましたが、今回のイベントサービス導入で確認できるようになったランキングから競争が活発になったり、スタッフの参加意欲も、高い参加率からうかがえたので良かったと思います。