導入事例
株式会社サカタのタネ 様
社内コミュニケーション活性化に
- 【業種】
- 小売業
- 【ご担当者】
- みどり会 会長 矢吹正樹氏
目次
『RenoBody ウォーキングイベントサービス』
導入企業インタビュー
株式会社サカタのタネ
企業向け健康促進ソリューション『RenoBody ウォーキングイベントサービス』を導入した企業担当者様に、社の健康経営の取り組みを伺うインタビューシリーズです。今回は、株式会社サカタのタネ様にお話を伺いました。
(取材日:2018年7月25日/インタビュアー:村上友輝/撮影:小松智幸)
社内コミュニケーション活性化のためにイベントを実施
Q:今回の『RenoBody ウォーキングイベントサービス』は、社内のどういった方たちを対象に実施されましたか?
当社には、社内の親睦会やクラブ活動の運営を行なう「みどり会」という親睦会があります。
今回のイベントは、社内コミュニケーションの促進を目的に、みどり会の主催で個人・グループでのウォーキングイベントとして開催いたしました。
これまでもコミュニケーション手段として、みどり会ではイベントを開催しており、主に飲み会のようなものがメインで、参加メンバーが固定化してしまっていたため、今回のイベントは新しい試みとして良かったと感じています。
Q:自社のこれまでの取り組みや、健康経営を意識した催しなどの実施は?
当社は、「花は心の栄養、野菜は体の栄養」というメッセージを発信していることもあり、自社の商品が「健康」に関わっているという認識があると感じています。野菜が好きな社員も多く、園芸が趣味の社員も沢山います。子会社が栽培した自社品種の野菜の販売もしています。
また、みどり会には運動・文化系合わせて11のクラブがあり、社内イントラで活動報告などを行なっています。会社が所在する神奈川県では「未病産業」の創出を推進しているので、その影響はあるのかもしれませんね。
Q:上位入賞者などに対するインセンティブは設定されましたか?
個人賞と団体賞を設定しました。団体賞では近くのスーパー銭湯への招待券や、マッサージ券など、チームで楽しめるものや、ウォーキングの疲れを癒せるものを用意しました。
個人賞ではベスト3にシューズを用意し、他には10位や20位の区切り、11位や22位のゾロ目賞などを設定しました。
イベント最終日、約8.4kmを往復したチームが優勝した逆転劇
Q:『RenoBody ウォーキングイベントサービス』に参加された方たちの取り組みの傾向や印象的なエピソードなどはありますか?
イベントに参加している年齢層で言うと、今年入社の20代前半から管理職クラスや60歳以上の社員まで、幅広い層が参加しました。
イベントに参加したチームは「歩こう!」という意識になるらしくて、朝早く起きて歩いてから出社するようになった人や、ゴルフのスコアが上がったという声を聞きました(笑)。
普段は運動するような素振りをしていない人が、土日にものすごい歩数を歩いていて、聞いてみたら趣味でトライアスロンをやっていた、といった隠れスポーツマンがいたり、普段の仕事だけの関係ではわからない面が見られて新鮮でした。
団体戦ではドラマがありました。優勝チームは、野菜担当の部署で編成されたチーム。一方で2位になったランチタイムに全員で歩いたり、家まで歩いて帰ったりしているおじさんチームがありまして、イベント終盤まで1位を守っていたんです。野菜部署のチームはそこを抜かしたい、ということで、イベント最終日にチーム3人で会社のある仲町台から横浜駅まで往復歩いて(片道約8.4km)、逆転優勝したんです。雨のなか、当日は6万歩くらい歩いたという……。
社内コミュニケーションの促進を目的としたイベントとして、これまでみどり会では、リアル脱出ゲームなどを開催したものの、なかなか参加率があがらなかったのですが、今回のイベントは参加率が高く、同じ部内でもコミュニケーションが変わったという声が聞けました。社内では、規模を大きくして次回のウォーキングイベントを早く実施してくれ、という声をもらっておりますので、また次の開催も企画したいと考えています。ただ暑い時期は勘弁してくれ、と(笑)。