【事例紹介・東急スポーツオアシス】従業員のモチベーションUPと運動の習慣化を実現する『WEB GYM』のご紹介<「健康経営実践セミナー2019」株式会社東急スポーツオアシス様>

【事例紹介・東急スポーツオアシス】従業員のモチベーションUPと運動の習慣化を実現する『WEB GYM』のご紹介<「健康経営実践セミナー2019」株式会社東急スポーツオアシス様>

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去る5月24日、健康経営支援サービスを提供する4企業が参加する「健康経営実践セミナー2019」 が開催されました。本記事は詳細レポート全4回構成の第2回、株式会社東急スポーツオアシス、稲葉和貴様による「従業員のモチベーションUPと運動の習慣化を実現する『WEB GYM』のご紹介」をお送りします。講演の前に、自社が開発しているオリジナル健康グッズを配布。肩こりや足裏を刺激するグッズなどがあり、聴講者がそれらを使いながらリラックスした雰囲気で行なわれた講演の模様をお伝えします。

”ジムを持ち歩く”がコンセプトの「WEBGYM」

東急スポーツオアシスは、近畿圏と首都圏に36店舗を展開するフィットネスクラブのほか、健康グッズを始めとした家庭用通販商品の開発、動画サービス「WEBGYM」の運営などを行なっている。「WEBGYM」は、ジムに行く時間が取れないユーザーを対象に、自宅で行なえるストレッチやエクササイズなどを配信する動画サービス。「ジムを持ち歩く」というコンセプトに2017年からサービスを開始し、2年経過した今では1,000種類以上のエクササイズを用意している。Android/iOS対応の同サービスは、ユーザー比率ではiOSユーザーの方が多い傾向。20~30代の女性ユーザーがもっとも多いが、最近では60代のユーザーも増えているという。

ジムに行く時間を取れないユーザーを対象にしたサービスであるため、「隙間時間運動」を提唱していきたいとし、3分、5分、10分など数分でできるメニューを、テレビを見ながら、ラジオを聞きながら行なえる「ながら運動」を入り口に、運動習慣を身に付けてもらいたい、という展望を語った。

積極的なコラボレーションコンテンツやライブ配信アプリもリリース

「WEBGYM」では、ほかの会社とのコラボレーションコンテンツも積極的に推進。女子高生キャラクターがバランスボールに乗って運動する映像を見ながら、一緒に運動をするアニメーションコンテンツや、ゴルフ前にやるウォーミングアップメニューやスイング改善の対策メニュー作成、薬局と連携したヘルスケアコンテンツ展開などを紹介した。最近では、ベビー用品を扱う企業と産前・産後の母親向けメニューを作成するなど、コラボレーションを強化しているという。

「WEBGYM」とは別に、最近ではフィットネスクラブで行なわれているレッスンをライブ配信する「WEBGYM LIVE」アプリをリリース。現在は「BIKE Program」を配信していて、自宅でバイク機器を持っている人は実際にフィットネスクラブにいるような感覚でスマホやタブレットを見ながら一緒に運動ができる、という機能を提供している。

「WEBGYM」法人向けサービスの取り組み

法人向けに展開している「WEBGYM」サービスでは、事業者のモチベーション維持の仕掛けとして、測定結果をもとにトレーナーがユーザー専用のメニューを作成、次の測定まで取り組んでもらう取り組みを紹介。さらに新しい試みとして、オフィスにオリジナル健康グッズのスペースを設置し、従業員は就業中に健康グッズを使いながら健康意識を持ち、習慣化させる、という取り組みを行なっている。グッズにはQRコードが付いていて、コードを読み取ることでグッズを使った運動メニューが「WEBGYM」で確認できる仕組み。
今後の展開としては、トレーナーがユーザー専用メニューを作成する際、全国に事業所がある企業などが対象になると難しいため、遠隔で個々人に合ったメニューを組むようなシステムを開発しているという。